パーヴェル一世が東方教会の首長として、西方教会(カトリック)との和解という理想のもと、ローマ・サンピエトロ寺院に匹敵する教会の建立を発案し、アレクサンドル一世によって完成した寺院です。
ネフスキー大通りに向かって半円状の巨大な柱廊が特徴ですが、実は当初の計画では、反対側にも同じ柱廊が対に設置される予定でしたが、資金不足で断念されました。何となく、サンピエトロ寺院とデザインが似ているような印象を受けますね。
ナポレオン率いるフランスに対するロシア軍の戦勝記念でもありますので、将軍たちが埋葬されています。また、ソ連時代は、反宗教(無神論)博物館でした! 現在(ウクライナ侵攻前の情報)は無料で入れる教会で、クリスマスには前庭に巨大なデコレーションツリーが設置されます。