翡翠の歌

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エルミタージュ美術館 : 全景




最上階(4階でしょうか、一番上の窓のある階です)は使用人たちの居住区でした。


長年、皇帝の住居+皇室や貴族のための劇場、教会、美術館などを内包した大宮殿でしたが、革命後はほぼ全館、美術館となっています。





1762年に女帝エリザヴェータのために建てられ、1837年12月に焼失しました。見た感じは荘厳な石造りですが、土台が沼地のため、重量を減らそうと、実は木材を多用していたことが、全焼まで至った原因です。


その後、不燃性の材料を取り入れるなど、当時の最新技術を取り入れ、一年も経たずにほぼ元通りに再建されました! 一般家屋並みの超高速復旧ですね。この尋常でない速さの工事の背景には、例えば、壁の乾きを早めるため、室温を30度まで上げたそうです、外気温は氷点下30度なのに。