翡翠の歌

主題歌"アレクサンドラ" Александра




さて、その主題歌"アレクサンドラ"は、印象に残る詩とメロディでとても魅力的です。幸いYouTubeにアップされていますので、ぜひロシア語のをお聞きください(英語版もありますが、韻を踏み、母音の心地よい連なりは原曲に敵いません)


英語版の歌詞や、(おそらく)日本人が日本語にしたものや自動翻訳のもの(いずれも"歌詞"ではない)、一般にロシア歌集等に掲載されているロシア語翻訳の第一人者児島宏子氏のもののいずれも、当時から今でも私にはどうもしっくりこないのです。映画の内容(もしくは映画が伝えたかったこと)を表していないような、そもそも文章として意味をなさないツギハギのような(「映画、ちゃんと観ました?」と言いたい)


無論、歌詞って、すべての単語に意味があるわけではなく、略されていたり、語呂や字数で押し込んできたり、韻を踏んだり、言葉遊びがあったりと、一つ一つの単語を辞書で引いて繋げても正解とはならないですよね。そしてそれ以前に訳者がその映画をどうとらえるかで変わりますよね。


そこで、辞書引き引き、映画を思い返した私の感想で勝手に大きく意訳してみました。なお、ロシア語能力レベルは初歩ですので・・・すみません。