翡翠の歌

02 Лена:天使様?




吹雪の続く頃、その方は突然訪れた・・・ううん、運ばれてきたの、若旦那様に。




慌ただしく帰ってこられた若旦那様が何を抱えていらっしゃるのか、はじめはわからなかった。
金色の・・・それは金色の長い髪の・・・女の子だったの。


あたしたちは手分けして、たくさんのお湯やきれいな布を用意したんだ。
お客様用のお部屋で手当てして・・・時々呻き声が聞こえたけど、途中からは気を失ったのかな、静かになっちゃった。


それからべったりと血がついた服を脱がせて、きらきらした髪や白い顔の血はお湯で拭って。




でも・・・本当に・・・この方は、人、なの?


絵でしか見たことないけど、天使様・・・かな?





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